高額な物から安価な物まで“物”という物はいくらでも溢れている時代で、消費の照準は沢山あるかと思います。
ですが、そんな時に必ずやってくるのが
“迷い”という名の不安。
『高すぎるんじゃ。』
『まぁ、これでもいっか。』
そんな時は是非、
減価償却的な発想方法で買う・買わないを判断する
事をオススメします。
減価償却をご存知無い方や詳しく知りたい方はコチラをご覧になっていただけたらと思いますが、私の場合、上記の判断基準に基いて“消費”をします。
例に挙げて簡単に解説させてもらいたいと思います。
例えば10万円のルイ・ヴィトンのバッグがあり、それを購入するかどうかで悩んでいたとします。
そのヴィトンのバッグは何年間位使えるか?をまず考える。(≒耐用年数)
10万円のバッグだが、10年位は使える物だったとすると、月々に償却(=そのバッグの価値を消費)している金額は
10万円÷10年÷24ヶ月
という式になり、月々に消費していく金額は416.6円となります。
一見、10万円という金額に『高い』と感じてしまう事もあるでしょうが、月々に消費していく金額はたったの416円となるんです。
が、一方、一時的な流行の物で、2年位しか使えそうにない3万円のメーカー品バッグがあり、それの購入も悩んでいた場合はというと
3万円÷2年÷24ヶ月
となり、月々に消費していく金額は625円となります。
この2つの例を見てどう判断するか?
私だったら月額費用が安い方、つまりコストパフォーマンスが高い方を選びます。
なので、一見
『10万円が高い!!』
と思えても、この両者で迷った場合だったらちょっと無理してでもヴィトンのバッグを買ってしまいます。
物を買う際の判断基準は持っていた方がいいのではないか?
という意味合いでこの記事を書いていますが、この発想で購入する場合に気を付けなければならない点もあります。それは
・耐用年数(=何年位使えそうか)を分かっている事
が大切になってきます。
耐用年数には流行も絡んできますので、そういった側面も含まれますが、これは感覚値でもあり、逆に消費を多く繰り返してきた人は結構分かりやすいのではないでしょうか?
というわけで、私が普段消費する際に考える事、迷った際の判断基準を書いてきましたが、是非皆さんにも消費してきた物や消費自体について一度考えてみていただけたらと思います。
(※『減価償却費』や『耐用年数』という言葉の公的な意味は当記事のニュアンスとはちょっと違いますので上記にも記載しましたリンクをご参考になってみてください)