ストリートは大混乱!エアジョーダン1 通称シカゴの人気が凄過ぎた!

NIKE AIRJORDAN 1 HIGH OG VARSITY RED 通称CHICAGO あまりの人気に大混乱

昨日2015年5月30日に復刻発売された、ナイキ エアジョーダン1があまりの人気と、少数販売で東京を始め販売店のあるストリートは行列、また行列、と一日中大混乱となっていました。

『AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG CHICAGO』の詳細については以前にまとめてありますので、そちらを御覧ください。（参照 過去記事 伝説のモデルがオリジナル仕様で遂に復刻!その伝説の理由とは?エアジョーダン1 レトロ ハイ OG 通称『シカゴ』リリース!）

果たして、どの位の人がこのエアジョーダン1シカゴを手に入れられたのかは公にされていませんが、手に入れるには相当の壁があったようです。

ナイキオンラインでのエアジョーダン1シカゴの販売

まず、一番最初に考えられる入手法であるナイキオンラインですが、言葉を慎重に選ばせてもらうと、予想通りと言うかあまりにも凄かったため、商品ページが出た瞬間もう買えないと言う状態でした。

これまでも人気モデルは数あれど、コラボモデルなどでないエアジョーダンでは恐らく一番のスピードだったのではないでしょうか。数が相当少なかったと言う事と、なぜか同じ人が複数に購入できると言う謎のシステムにより殆どの人が買えなかったのではないでしょうか。

直前でカウントダウンページ（先に商品ページが現れ、ある意味平等に購入できる方法と言われています）になったわけですが、おそらく一般レベルの知識での購入できた方は相当の操作の素早さと運があったのだと思います。

ストリートでの実店舗での販売はほぼ抽選

今回極小量の販売量と、販売前から噂され、殆どの取扱店は抽選販売となりました。とあるセレクトショップは10足に見たない入荷に対し1000人を越える人が訪れるなど、恐ろしい事になっていました。

直営店である、ナイキ店舗でも抽選販売となっており、抽選受付時間が営業時間内と言う事もあり開店から閉店まで、数えきれない人数（ナイキ原宿では数千人）が抽選に訪れたようです。

もはや、言葉を選ばずに言うならば、ちょっとした宝くじ状態ですね。

セレクトショップは販売方法に苦慮

セレクトショップでは、今やこういった人気スニーカーなどではお馴染みの、海外や国内のいわゆる転売屋さん対策として、ドレスコード（例えばエアジョーダン履いている人のみ・代理購入防ぐために子供など同伴者の抽選受付はしない）等を儲けたり、時間を短く制限する等涙ぐましい努力が見られました。

たった10足程しかない数の販売に500〜1000人が押しかけるとなれば、お店の苦労も物凄かったのではと思います。様々な工夫をされていました。

その中でも、恐らくショップ的には大変であろう販売方法をしたお店があります。基本的にオンラインはナイキオンライン以外は数少なかったのですが、東京は上野アメ横にお店を構える有名セレクトショップの『山男フットギア』の販売方法が非常に目を引きました。

その販売方法は山男フットギアのWEBショップのメールマガジン会員様限定でメール抽選販売と言う方法をとられました。しかも販売前に登録していないと抽選受付のメール自体を受け付けず（もちろんそのことは5日前の25日にブログにて早めに発表）、店舗販売や楽天での販売はしないと言う徹底ぶりです。

SOURCE 山男フットギア ブログ

抽選販売で、しかもオンライン受付となると、相当数の応募があるのは間違いなく、かなりの手間となるのは間違いないですが、基本的には同店でのスニーカーを購入する方（もしくは検討していた方）がターゲットになりますし、同一人物の複数買い付けが難しくなり、かなりベターな選択だと思います。

ただ、膨大な応募者により宝くじ的な当選確率になることは変わりませんが、他の周辺店舗へ迷惑をかけない事や、店舗抽選時に行われる転売メインの方の受け渡し行為などを見ずにすむと言う点でも、オンライン抽選は非常に評価が高いと思います。

以前、ニューバランスのM1300JP2が販売された時、ニューバランスが同じような販売方法を撮っていましたが、これも素晴らしい販売方法だったと思います。

行列好きの日本人としては、並ぶと言うこと自体が祭りのようで盛り上がると言う一面もあったりはしそうですが。

ナイキオンラインで購入されたエアジョーダン1シカゴの行方

数が少なかった事もあり、現在オークションサイトなどでは恐ろしい金額になっています。

ヤフオク！AJ1シカゴ

何というか当然のように10万円以上の値がついています。それだけ欲しい方にとっては価値のある商品だと言う事ですね。

ちなみにですが、米国・中国ではナイキオンラインでの販売が見送られたとの話もあります。詳しくはこちら→ news.nike.com/news/p82fc830705236d061f5ea43e6b540ea2/sneak_peek

スニーカーブームは好景気の現れ？

世の中不景気不景気と言われますが、ストリートにこれだけの人数がプライベートの時間を割いて並び、そして定価の数倍出してでも購入したい人がたくさんいることを見ると、現在の不景気と言うのが嘘のようですね！

趣味にお金をかけるのがかっこ悪いと言う方もいらっしゃると思いますが、こうしたストリートシーンの盛り上がりは、社会的には難しいところもありますが、ファッションカルチャーとしては喜ばしいところでもあると思います。

それとともにナイキ・エアジョーダンの凄さを感じさせる一日でした。今年はエアジョーダン30周年と言う事もあり、様々な話題を振りまいているナイキ エアジョーダン（やその他のスニーカー・アパレル商品）。まだ半年あります。まだまだストリートでの話題の中心にいることは間違いないでしょう。

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pict via sneakernews