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日本で14年振りの個展「村上隆の五百羅漢図展」を、きみは見たか? 『美術手帖』1月号は「村上隆」特集。

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2015年から2016年にかけて、村上隆の2つの展覧会が東京と横浜で開催。

『美術手帖』1月号はこれらの展覧会にあわせた、いま現在の村上に迫る大特集。

12月17日発売の『美術手帖』は「村上隆」特集。森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」と、2016年1月30日より横浜美術館で開催される初の自身のコレクション展「村上隆のスーパーフラット・コレクション:蕭白、魯山人からキーファーまで」にあわせた、同誌では5年振りの特集となる。

今回の特集は、日本美術を主な領域とするライター・エディターの橋本麻里が特別監修。「政治・経済と芸術」「価値の創出」「誤読と日本」という視点から、8つのテーマについて取り上げる。

日本美術や中国美術のテーマが続くため、ページをめくっていくと、一見村上の特集ではないように見えるかもしれない。しかしこれらのテーマは、すべて村上の現在の活動と重なり合う。美術史からその存在を照射する、これまでになかった「村上隆」特集だ。読み終えたあとには、村上の作品を見る目の解像度が何段階も上がっています。

また、2014年末から2015年にかけてニューヨークのガゴシアン・ギャラリーで発表された高さ3メートル、幅25メートルの絵画《死者の国に差し込んだ『虹』の尻尾を踏んだ時》の、本誌でしか手に入らない折込み全図が特別付録に。サイズは、幅約1メートル。

このほか、東京都現代美術館での個展のために来日したオノ・ヨーコのインタビュー、鴻池朋子のロング・インタビューなどを掲載。

【特集内容】

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1. 「村上隆の五百羅漢図展」ビジュアル
2. 「政治・経済」「価値」「誤読」の3つのキーワードから紐解く
・奇想の系譜の先へ 松嶋雅人=文
・東山御物と同朋衆 板倉聖哲インタビュー
・画壇の支配者、狩野派 山本英男インタビュー
・メディチ家の政治と芸術 原基晶=文
・輸入顔料から生まれた日本のイメージ 日野原健司=文
・「日本が見た中国」という誤解の系譜 塚本麿充=文
・「誤読」される禅 山田奨治=文
・国家と美術。日本画とは何か 古田亮インタビュー
3. 村上隆のコレクションからものの価値を考える 三木あき子&柏木智雄インタビュー
4. 「村上隆の五百羅漢図展」レビュー マイケル・ダーリング+斎藤環=評
特別付録:《死者の国に差し込んだ『虹』の尻尾を踏んだ時》折込み全図
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オノ・ヨーコ「私の窓から」展インタビュー
Artist Pick Up 陳維(チェン・ウェイ)
Artist Interview 鴻池朋子
アート&デザイン学校ガイド
注目の画材紹介
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美術手帖1月号 12月17日(木)発売
定価 1600円+税
発行元 美術出版社
美術手帖公式サイト www.bijutsu.co.jp/bt/

美術手帖 2016年 1月号

新品価格
¥1,728から
(2015/12/16 09:47時点)

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