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デニムのプロに聞いたお手入れ方法を1年半試してみた

今回は特別企画として私が愛用しているリーバイスヴィンテージクロージング1966モデルの経年変化の様子やデニムの扱い方をまとめ記事としてお届けしようと思います

まず、私が常日頃愛用しているのは上記の通り定番のデニム、通称“66(ロクロク)”をLVCで現代版として発売したもの。

発売時の画像はこの様になってます

 

全くの未洗い(リジッド)の状態で購入したのが、約1年半前。定価は3万円弱でした。

このモデルは限られたショップのみで展開される”LEVI’S VINTAGE CLOTHING”簡単に言うと1966年製501を忠実に再現した現代復刻版と考えて頂ければと思います。

未洗いの状態(これを生デニムとかリジッドデニムと言う)からどうするか?

私も昔から色々な書籍やサイトなどを見てきましたが、結局代官山FlatHeadの店員さんにお伺いした内容を実践する事にしました。

箇条書きでまとめると、

  1. 購入時はぬるま湯に浸してから洗濯機へ投入し、水洗いのみで完全に“ノリ”を落とす
  2. ノリを落としきったら裾上げを行う
  3. 次の洗濯までは3〜6ヶ月は履き続ける
  4. その後は月に一回程度ぬるま湯で洗って陰干しで完全乾燥させる

という4点が大きく挙げられます。

まず、①の“ノリを落としきる”という行為は、ノリが付いたままのバリバリデニムを履いていると繊維に傷が付き傷み易くなってしまうんだそうです。そのため、最初は丁寧にノリを落としきってしまいましょう。という提案でした。

③に関して言うと、最初に履き続ける事は“形”を形成するため。つまりデニムを自分の体型に合わせるためということです。

そうなってしまえばもう気にする必要は特になく、月1の洗濯(と言っても汚れ落としと消臭程度で十分)でいいとのことでした。

 

絶対にしてはいけない行為と言えば、漂白剤や洗剤などでの洗濯は避けるべきでしょうね!生地が傷みますし、それを使う程の汚れはなかなか無いとも思われます。

と前置きが長くなりましたが、それを一年半前から実践してきた結果を画像として載せておきます↓

(画像の明るさは一定のまま撮影。アプリはiPhone純正のカメラアプリを仕様。画像加工無し。)

全体的なアタリも綺麗に出てますし、ヒゲやネジレも出てます。

耳はお馴染みの赤耳ですが、ロールアップを解除すると擦れ跡が出てしまってます。が、これもアジですね!

通称“ハチノス”と呼ばれる線も出てきてはいますが、現状ではそこまではっきりと色落ちしているわけではありません。

これはあまり屈折な動きが多くなかったからかと思われます。

バックも綺麗に経年変化してますね!!縫いの周りなどは見て分かる程度までアタリが出てきています。

 

というわけで画像を多数掲載してきましたが、私は私服出勤な上に、この66タイプは昔から自分には一番しっくりくる型なのでほぼ毎日履いて来たと考えて頂いて結構かと思います。それで1年半が経過してこの状態です。

これが、肉体労働であったり、デニムを履いての運動する機会が多かったりすると更にイイ育ち方(※)をしているのでしょうけれども、私の場合ほぼほぼデスクワークなのでこれが限度でした。(デニムをノリが付いた生の状態から履きこんで色落ちやほつれなどの経年変化を楽しむ事を“デニムを育てる”とよく言います。)

というわけで、今日は長くなりましたが、私なりのデニムの育て方と経年変化の様子をまとめてみました。

もう毎日毎日履いていると自分の体の一部の様になってきますし、愛着も湧きますよね!!これからも大切に履きこんでいこうと思います。

これから生デニムを買おうと思われている方などは参考にしていただけたら幸いです。(※ただし、上記内容は個人的な把握と実践の結果ですので、どのやり方が正しいという事はないと思います。)

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