当社STAY GOLDのブランド “REVOLT A.C.”日記 VOL. 5 ~国内生産へのこだわり~

私が運営している㈱STAYGOLDからローンチするRevolt A.C.。今日は『国内生産へのこだわり』というテーマで日記を書かせていただきます

まずお知らせです。

商品の方も続々と納品されてきており、今はWEBサイトの方も平行して作成に入っていますが、そろそろ終わります。

１０月上旬には関係者及び友人・知人への販売をスタートし、その後、在庫管理をしてから一般発売を１０月中旬には行う予定で動いております。

ですので、ご興味のある方は申し訳ありませんがもう少しお待ちいただけたらと思いますm(__)m

で、今回は“国産”をテーマに日記を書いていこうと思います。

『皆さんは国産の物と海外産の物とどちらがいいですか？』と聞かれたら、おそらく大半の人は『国産の方がいい。』と思われるでしょう。

一般的な解釈からすると、

・日本人の方が繊細で、きちんとした仕事をするから。

・商品への欠品が少ないから（糸が出ている・ほつれや汚れがあるなどが嫌）

・ただ単にMADE IN JAPANというだけで安心出来るから。

etc….

などの理由があると思います。

それは僕もそう思います。

ですが、正直言うと、海外生産でも国内生産でも同等のクオリティーの物を作る事は可能です！！

今は中国などアジア圏の工場でも凄く生産技術が伸びていまして、価格で言ったら海外生産の方が安く済むし、クオリティーにも大差ないです。

ただ、海外生産にするとデメリットが大きいという点もあります。

・仲介に日本人が居ないとディテールなどは特に伝わらない。

・仕事が雑で適当な部分があり、結果的にお客様からの欠品・返品が増える。

・発送に時間がかかり、納品日が決まらなかったり、納期に遅れが出る。

・サンプルアップに時間がかかる。何度もサンプルの作り直しをしなくてはならない。

・品質表示にMADE IN JAPANを記載出来ない（一部イレギュラーを除く）

etc…

で当社も海外生産にするか、国産にするかで最初迷いましたが、結局利幅が少なくなると考えても国産を選びました。

というのは、上記のデメリットが嫌だったというのもありますが、自分達で管理・把握が行き届かない場所に製造を頼む事の方が怖かったのです。

大きな資本があって、自社工場を海外に作っちゃう。という方は別の話です。それはそれでベストな話だと思います。

ただ、当社みたいな企業が海外生産にすると、管理・把握が出来ない。

それに、日本に生まれたからには日本の工場・技術を使って製品にしたかったという個人的な考えもあります。

今、国内の工場は、リーマンショックや震災の影響、それから海外の工場を使うブランドが増えた事などが要因でどんどん減ってしまってます。

大手資本を持った企業も海外に拠点を持ってしまいますしね。

で、当社の商品は“ほとんど”が１００％国産で作られています。

この“ほとんど”という表現については、正確に言うと“国産技術では作れない物のみ海外生産にしている”という事です。

国内工場では生産出来ない程のクオリティーが高い物のみを海外の、その類の専門工場で作って貰っているという事です。

大きな話だと、インバーアランの手編みの技術やラコステのフレンチラコなどは代表的な例ですね！そこでしか作れない技術という意味では。

そういう意味で海外に頼んでいる事はありますが、それ以外は国内生産しています。

自分で着ていても嫌だし、やはり消費者からしてもMADE IN JAPANの方が“安心”も買えますよね！！

とは言え、当社のアイテムに関しては１つの工場で全ての工程が完了するわけではないので、各アイテムの各製造過程毎に工場も変わります。

染色は染色の工場だったり、洗いは洗い加工専門の工場だったり。

なので、九州の工場で染色して、四国の工場で洗い加工をする。なんて工程は当たり前です(^_^;)

言ってしまえば、北海道から沖縄まで行ったり来たりで１つの商品が出来上がりますｗｗ

今回は立ち上げという事で一回目だったので、上記の様な生産過程に手間取り、遅れが出てしまったので、それは真摯に受け止め、次回からの反省点として活かそうと思ってますが、それでも国内の工場を使える利点というのはやはり各製造過程を専門職人の居る工場毎にお願いできるという所もあるかと思います。

というわけで、今日は“国産へのこだわり”というテーマで書かせていただきましたm(__)m（長々とすみません。）

また時間がある時に書きます！！

過去記事はこちら↓

•  “REVOLT A.C.”日記 VOL.1　~A/Wから発売です!!~

•  “REVOLT A.C.”日記 VOL.2  ~ブランド化に至るまでの経緯~

•  “REVOLT A.C.”日記 VOL. 3  ~作り手としての在り方~

•  “REVOLT A.C.”日記 VOL. 4 ~僕の背景~